株式会社プランニングA

コラム

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2015.09.30

クリエイティブラボ Vol.7 変と不変

クリエイティブラボ、二回目の松田です。
今回は『変と不変』についてまとめてみました。しばし、お付き合いください。

 

 

少し前に変と不変で海外で成功したそれぞれの企業について紹介する番組を見る機会がありました。

 

 

まず、『変』で成功した企業
カップヌードルで有名な日清さんです。

日清は、海外に進出するときに『徹底した現地主義』を貫き通したそうです。
味付けも、材料も、
変に日本の企業だからといって『和』を残さず、全て『変』。
それが決定的には現地の人の暮らしや嗜好にマッチし、アメリカ、アジアなど各地で大ヒット!(ヨーロッパでは舌に肥えた方々に受け入れなかったようですが汗。スタバも同じ理由で無いとか。)
最近では、トムヤムクンヌードルなんかが、逆に日本で発売されたりなんかしてます。

 

 

 

逆に、全て日本の店舗と同じ『不変』を貫き通して成功したのが
和食で有名な大戸屋さん。

福島ではまだ馴染みがないですが、関東を中心に人気の和食チェーンです。
日本ではどちらかいうと、定食屋の延長で『リーズナブル』で『親しみやすい』店舗展開になっています。

 

 

しかし、台湾、香港、タイのほか、シンガポール、インドネシア等にも進出中で
各地では『高級料亭』としてめちゃくちゃ流行っているらしいのです。

 

そう、大戸屋は、材料や味付けだけでなく価格までも『不変』だったから‥。
日本で800円というと、まだ物価の安いアジアでは相当な金額。
しかも、調味料や材料まで日本から取り寄せているとなれば価格も上乗せ。
しかし、そのスタンスが日本食の良さを際立たせることになりヒットしているとのことでした。

 

 

上記の企業、変と不変でまったく違いますし、
どっちが正解なの?と言われると
そりゃやってみないと分からない!の世界。
でも、この二つの企業に共通して言えるのは
『徹底してブレずに貫き通したこと』

周りの人の言葉や世間の流れ、ライバルの存在や価値観の互い‥
色々なしがらみの中で『それでも突き通す』ことは並大抵のことではありません。

中途半端に変えたことで満足しがちな最近の自分を戒める機会になりました。

クライアント様、しいては自分達のより良い未来の創造を『突き通す』。
これだけは信念として持ち続けていたいと思います。

 

 

 

 

 

話は変わりますが、『変と不変』というと『結婚してからの男女』とも深い関係があります。

少し前に制作でも話題になりましたが
『男は女に変わらないことを望み、
女は男に変わることを望む』

結婚している男女なら一度は通る道ではないでしょうか(笑)?

女の私からすると、『男が変わらないから変わらざる得なかった』が正解です(笑)

男性陣、異論があるなら聞かせて下さい。

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