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2014.08.31

電車での出来事

Odakyu5200

 

これはまだ、誰にも話していないお話です。

 

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社会人になって2年目。当時働いていた会社内で異動があり、僕は新宿にある本社で働くことになりました。

 

会社の寮は都内にもありましたが運悪く満室で、都心からは少し離れた神奈川県内にある寮で暮らすことに。

 

少し離れた、とは言っても小田急線の電車一本で新宿まで出る事ができましたので、そこそこ快適に暮らすことができました。

 

そんな暮らしに慣れた頃のことです。

時期は今頃だったでしょうか。

 

 

その日は特に蒸し暑かったためか、満員の電車の中は冷房が全く効かず、とても不快な暑さに包まれていました。

 

「新宿までの辛抱だ。」そう自分に言い聞かせ、つり革につかまって、いつも通りに電車に揺られていたのです。

 

 

「新百合ヶ丘~、新百合ヶ丘~。」

 

 

電車が新百合ケ丘駅を過ぎた頃、奇妙なことが起きました。

 

それまで不快なほど蒸し暑かった車内が涼しい。いや、涼しさを通り越して寒い。

車内はさっきよりも人でいっぱいです。だから、冷房を強くしたのだとその時は思いました。

 

しかし、どうもおかしい。周りを観ると、必死に暑さをこらえているような人はたくさんいましたが、寒そうにしている人は一人もいません。寒さを感じているのは僕だけのようなのです。

 

電車は新宿へ向かいます。時間が経てば経つほど、寒気は一層強くなり、さっきまで暑さのためにかいていた汗も、脂汗に変わっていました。

 

「何とか、何とか、新宿駅に着きさえすれば…」

言いようのない不安に駆られ、その寒気を意識すればするほど、その寒気は強くなっていきます。

 

 

もう、苦しさのあまり、だんだんと周りの声は耳に入らなくなっていきました。急ぐのは気持ちばかりで、必死につり革にしがみつくしかありません。

 

 

 

頭の中を駆け巡る踏切の音、窓に反射する朝日、外の自動車のクラクションの音。

 

 

それらを実際に見聞きしているのかどうかさえわからなくなっていた僕でしたが、電車が陸橋の下をくぐる一瞬、はっきりと、窓の闇の中に映るそれを見てしまったのです。

 

 

 

 

青白く、生気のない顔。

 

 

 

 

 

恐怖で、生きた心地がしませんでした。

 

 

新宿駅のホームに滑り込む電車。溢れ出す人々。

その流れにまるで木の葉のように流されながら、僕はふらつく足で必死に歩きました。

 

まるで何かに急かされるかのように。

 

 

 

あの扉を開ければ…、そう、あの扉を開ければ…

 

 

 

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ようやくたどり着いたトイレに、一安心。

もう少しで間に合わないところでした。間に合っていなければ、僕はいろんなものを失ってしまうところでした。

 

 

 

しかし、安心したのも束の間。本当の恐怖はここからだったのです。

 

 

あまりにも急激な「おなかの急降下」だったため、脱水症状を起こしてしまい、本当に意識を失いかけました。吐き気が続き、そのトイレに座ったまま全く動くこともできません。

 

 

これは、本当に終わった。

そう思いました。

 

 

壁を見ると「緊急ボタン」があります。

が、この格好のまま助けられたくない。

 

 

意地で深呼吸を続け、頭を低くしているうちにだんだんと落ち着き、30分ほど経った頃でしょうか、何とか立ち上がれるようになりました。

 

 

個室を出て、洗面台の鏡を見ると、本当にひどい顔。

でも、さっき窓に映っていた顔に比べれば、血色も戻り、普通の生きた人間の顔でした。

 

 

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先日の健康診断で引っかかってしまって、今度大腸の再検査をすることに。

 

看護師さんに説明された注意事項がとても恐ろしく、検査自体が今は僕の恐怖の対象です。

 

 

そんなことがあったので、腸つながりで昔のことを思い出したのでしょうね。

 

 

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今回は少し汚い話になってしまい、申し訳ありません。

 

今村でした。

 

 

 

 

 

 

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