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2014.09.03

(G)

 

私は何度かリアルな心霊体験をしたことがあります。

 

電話越しに声を聞いた事や気のせいかと思いつつも見てはいけないものを見てしまったりとか。

 

それでも、見た時には内心で理屈をこしらえて見ては(聞いては)いなかったことにするのも得意です。

 

オカルト好きが高じてそうなってしまったのか、そういう体質なのかは分かりませんが幸か不幸かそういった体験をしてしまいます。

 

そんな私は福島では味わえない恐怖体験を学生時代に関東で体験してきました。

 

それは「ゴキブリ(G)」との闘いです。

 

虫はそこまで苦手ではないのですが、ここ福島で暮らしていた時には見た事もなかったので

実際にその姿を見るまではその恐ろしさを知りませんでした。

 

それは三年前のことでした。

 

私がバイトから帰って玄関のドアを開けると、ドアの裏にGが張り付いていたのか、ドアの後ろを離れて私の目の前のフローリングに舞い降りたのでした。

 

思わず「おっ」と声が漏れます。その声に反応したのか、Gも少したじろぎます。(そう見えました)

 

ここから互いに10分(恐らく)もの間、均衡状態が続きます。

 

私の頭はフルで回転しています。(というよりもテンパっています)

 

まず、始めに取るべきだと思った行為がGとのサシで勝負出来る戦場をつくることでした。

 

私は急いで風呂場へ行き、タライを持ってきます。(もちろんGから目線はほとんど外しません)

 

そして急いでGにタライをかぶせます。

 

〈タライの中を勢いよく駆け回るG…。あの音、シルエットは忘れません〉

 

次に闘いにふさわしい開場を作るべく、リビングの邪魔なものを別の部屋へ移し、Gが逃げられそうな、あるいは隠れそうな場所の全てにガムテープを貼ります。

 

これでフィールドは整いました。

 

(ここまでで凡そ1時間。その間もタライを駆け回るG。)

 

次は武器です。思いつくのは[①スリッパ②ほうき&塵取り③掃除機④自作]の4つです。

 

私は②を選びました。(理由は割愛させて頂きます。)

 

さて、ここまできたらあとはこのビジュアルの通りですよ。

 

image

(この画を使いたかった…!!) 

いや、ここまでいったら失神しますけど、気合いはバキ以上でございます。

 

タライを勢いよく蹴飛ばし、Gの登場。

 

部屋を縦横無尽に勢い良く駆け回るG。

 

速すぎて奴が動く度にに思わず「うおお」とよく分からない声が出てしまいます。

 

そこで思いつくままに私はベランダへの窓を開け、ホッケーの要領の如くアイツを窓からベランダへとシュートを決めました。

 

達成感が半端ではなく、ガッツポーズを取った覚えがあります。

 

その日は片付けもそこそこに直ぐに寝ました。

 

そうして、次の日から平和な日々が訪れるかと思いきや…。

 

結局、この闘いは3日も続いたのでした。(恐らく追い出したのとはまた別のGが来たのでしょう。)

 

中澤

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