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2016.05.06

クリエイティブ・ラボ vol.11 MG的プレゼンの秘密大公開!

 

現在プランニングAは、リクルート活動の真っ最中です。

 

この場を借りて、応募をしてくれた皆さん本当にありがとうございます。

 

私も、応募をしてくれたリクルーターからの面接を受けているようで、 毎回新鮮な気持ちと、昔を思い出して、背筋が伸びる思いです。

 

昔の事を思い出したついでに、昔学んだ事を一つ紹介!

 

今回、紹介していくのは「クリエイティブブリーフ」。

 

聞いた事はありますか?

私が過去に学んだ、プレゼン等でとても役に立つツールです。

 

少し古い手法で、プレゼンの考え方の一つにはなりますが、 現代の新しい広告マンには新鮮かつ、基本的な戦略ツールとしてはとても有効なのではないかと思い公開します!

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戦略を1枚のペーパーに集約し、まとめたもので、いわば『広告の設計図』です。

 

プレゼン以外にも様々な場面で応用できるツールですが、 聞き取り・オリエンテーション・下調べがしっかり出来てないと、 とんだ勘違いの設計図になってしまうのでご使用際はご注意を。

 

①広告の目的(何を達成するのか)
その広告を、どんな目的でつくるのか。そのコミュニケーションによって達成したいことを明確に書く。

 

②ターゲット(誰に語りかけるのか)
コミュニケーションによって認識の変化を起こしたい「理想顧客像」を書く。ブリーフを受け取った人が人物像をいきいきと思い浮かべられるかがポイント。

 

③現状(どう思われているか)
ターゲットが、そのブランドをどのように認識しているか。定量・定性調査などで判明した、現状のブランドパーセプションを書く。

 

④将来像(どう変えたいか)
現状のパーセプションをどのように変えたいのか、そのブランドのゴールともいうべき姿を書く。

 

⑤コンシューマーインサイト(心を動かすツボは)
現状のパーセプションを、将来像=ゴールとなるブランド像に変えるためには、どんな深層心理をつけば心が動くか、欲しくなるか、そのツボを書く。

 

⑥プロポジション(何をメッセージするのか)
ターゲットに対して、何を伝えるのか。ブランドからのPropose(提案)なので、ブランドを主語として書く。

 

⑦信じられる理由(根拠は)
プロポジションが納得できる理由を書きます。商品の属性や性能が書かれることが多いが、企業イメージや生産国/エリアのイメージなど商品外の特性でもかまわない。

 

⑧トーン(どんな語り口、雰囲気で伝えるか)
説得調なのか、エンターテインメントとして見せるのか、社会的なテーマとして共感させるのか、などなどメッセージをより強く伝えるために、どの語り口がよいかを書く。

 

一枚に集約することで戦略がクリアになり、共有しやすくなる便利なツールです。

 

着地をイメージしながらプランニングをしています。 実際に、クライアント様から依頼がなくても、 項目を埋めて頭を整理したりできます。

いざ質問をする時聞き損ねたということがないように練習をしておく事をオススメします。

実際、色々企画提案の考え方は様々ですが、現在の広告動向を考える上で基本になることが多く詰まった基本です。

この情報を、どう活かすか、どうクリエイティブするかが腕の見せ所です。

 

 

 

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