2016.11.15
道の駅 取材紀行 〜ロード オブ ザ 道の駅〜 その5
先月、国土交通省より新たに14の道の駅の登録が発表され、これで全国の道の駅は1,107駅となりました。
現在計画中の道の駅もまだまだ全国にたくさんあるようです。
近年の道の駅への注目度の高さから、自治体が中心になって道の駅を地域活性の起爆剤にしようという動きは止まることを知りません。
私たちにとっても、道の駅が増えることはとても喜ばしいことです。何せ、勝手にネタが増えていくのですから!(笑)
でも、全部の道の駅を取材できるのは、まだまだ先になりそうかも…

道の駅しょうない スタッフのみなさん
先日は、山形県に10月にオープンしたばかりの道の駅しょうないに取材に行ってきました。
そこは、もともとあった農産物の直売施設をリニューアルして道の駅にしたというタイプの道の駅で、観光客よりもむしろ、地元の人々に愛される道の駅でした。

道の駅しょうない 外観

直売所「風車市場」の名前の由来にもなっている風力発電の風車
最初からしっかりした「道の駅としての」コンセプトを持って計画された道の駅もとても魅力的ですが、こういう地元感たっぷりの道の駅もいいですよね。地元の人しかあまり知らない、地元の生活に根ざした食材・グルメや、場合によっては生活習慣なんかに触れることができるのも、地域に根ざした道の駅の醍醐味の一つだと思います。

里芋の一種「カラトリ芋」
親芋も食べられます

庄内豚の豚丼
また、道の駅しょうないでは、道の駅や町から離れた地域に住んでいる高齢者のお家を対象に、農産物の集荷を週に3回、道の駅の商品の宅配を週に1回行っています。

この車で集荷・宅配を行います
こういったサービスは、道の駅でも全国的に広がりを見せはじめています。道の駅やお店などへの交通手段が無かったり、不十分だったりするような高齢者が地方ではとても多いんですね。
交通手段が不十分だと人との交流も減っていってしまいますが、道の駅しょうないのスタッフの方にお話を聞くと、このサービスを始めてから、伺う高齢者の方の表情が明るくなってきたり、服装が変わったりといったような変化もあって、少しずつ高齢者の方々が元気になっているようだ、とのことでした。
「地域の活性化」というと、地域外から人を呼び込むことに注目しがちですが、地域内の人の活性化も重要です
今の道の駅はその両方を担う重要なインフラになってきているようです。
ちなみに、私たちフリーペーパー道の駅の使命は「『道の駅が提供する、街の新しい価値』をより多くの人に伝えること」です。
私たちがお手伝いできるのは、外から人を呼ぶきっかけづくりはもちろん、そういった道の駅の取り組みも広く知ってもらうことかと思います。
まだまだ取材しきれていないことが多くありますので、これからもしっかりコツコツと取材して、読者のみなさんにいろんな「街の新しい価値」をお伝えしていきたいと思います。
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