株式会社プランニングA

コラム

column
2022.12.28

奥が深い!作字

こんにちは。制作の堀江です。あっという間に年末ですね。

2022年もお世話になりました。

来年はうさぎ年。年賀状は飛躍するうさぎのデザインです!

2023年の年賀状

今年の年賀状は、「飛躍」という熟語をうさぎとプランニングAのAに見立てて作字しました。
跳ねるどころか空高くまで行く勢いで「飛び上がる」一年に!という願いを込めています。

文字の重要性

文字一つ一つの表情の多さ


この仕事を続けて思うのは、文字の形、書体、それぞれ表情の多さです!

明朝体は、太いと豪胆な印象になり、細いと上品且つ繊細な印象になります。

丸々とした書体は親しみやすさを覚える書体ですが、丸すぎると幼い印象になります。

同じ様な書体でも、わずかなニュアンスでデザイン全体の印象も左右されますね。

まずはフォントの基本的なことが知りたい人はこちらの記事をチェック!▼▼▼)

知ってますか?フォント名のアルファベットの意味

文字のニュアンス


年賀状で使用した「飛躍」という文字も、この様に印象がガラリと変わります。
どちらも年賀状らしくはありますが、インパクトが足りません。

●「プランニングA」の年賀状であること
●「うさぎ年」ならではのデザインであること

こちらをより表現したいと思い、文字を大胆にアレンジした「作字」を行いました。

「作字」とは、テーマやコンセプトに合わせて文字の一部を加工したり、大胆にアレンジして文字を作ることです。

飛び跳ねる様な印象を与える文字にし、よりインパクトのある年賀状にすることができました。

このことから、作字はデザインの上で重要な役割を担っていることがわかります。

デザインを優先すべきか、読みやすさを優先すべきか


私はどちらかというと「文字は読みづらいより、読みやすい方がいい」という固定観念があります。読める様に、読める様に、と結果としてあまり変化させずに面白みのない文字にしてしまう、ということも多々あります。

しかし「作字」について学んだり様々な人の作品をみていると、驚くことが多いです。

●テーマやコンセプトに合わせ、大胆に文字の形をアレンジしている

●デザイン性が優先されつつもしっかり可読できる

中には、「あえて読みづらくし、ポスターを眺める時間を増やす」とったねらいがあるものまであるようです!

デザインを優先すべきか、読みやすさを優先すべきか、その間をギリギリまで調整し続けるか。

今回もそのさじ加減に悩まされました。特に、「躍」のAの部分です。

無事年賀状作成を終えた今、より一層勉強せねばと思いました。

クライアントのご要望に耳を傾けて

どういった意図があるのか?なぜそうするのか?深掘りする

実際のチラシやポスターで作業する場合は、デザインする側のひとりよがりになってはいけません。

どんなチラシやポスターにも、クライアントのご要望があります。

●まじめなテーマの展示会だけど、多くの人に来てもらうにはどうしたらいいのか?

●店の雰囲気から大切にているお店なので、上品な印象にしたい

●とにかくかっこよく、個性的なイベントだという印象を持たせたい

などなど、クライアントのご要望に耳を傾け、エンドユーザーに響くデザインをするのが私たちの仕事です。

文字が与えるイメージの重要性をしっかり認識し、時には作字でより印象深いものにしていく。

これからもクライアントのイメージに寄り添ったものを作りつつ、更なるクオリティアップに努めていきたいと思います。

2023年、飛躍の年にしたいなら

WEBサイト、WEB広告、チラシ、名刺、ポスターなどはプランニングAへ

弊社は、社員一人一人がクライアントのご要望に耳を傾け、より良いものを一丸となって作ろうと日々邁進しています!

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