コラム
BtoB企業が意外とハマった!動画活用の裏ワザ

近年様々なビジネスの現場でデジタル技術の導入が進められ、なかでも動画マーケティングには一際大きな注目が集まっています。
もちろん、BtoBビジネスを運営する企業も、その例外ではありません。
しかし、初めて動画制作に取り組む企業にとっては「BtoBの現場で動画を活用する方法は?」と、不明な点も多いことでしょう。
そこで今回は、BtoB企業が動画マーケティングを実践する活用方法ついて紹介します。
BtoBビジネスで動画マーケティングを活用すべき理由
まず始めに、BtoBビジネスで動画マーケティングが注目される背景を説明します。
時代の流れとそれに伴う行動様式の変化を理解し、デジタルマーケティングの効果を最大限発揮しましょう。
Webを活用した購買決定をおこなう企業が増えている

インターネット上で質の高い多くの情報を仕入れることができるようになった現在では、BtoBを含む多くの取引時、その情報収集にインターネットが活用されています。
つまり、積極的にインターネットを利用した情報発信をしていくことは、今後の企業の成長に直結するとも言えるでしょう。自社の事業を効率的かつ着実に成長させていく上で、今や動画の活用は欠かせません。
BtoB企業のマーケティングと動画は相性がよい

BtoBビジネスにおける製品や事業内容は、BtoCビジネスのそれと比べて理解が難しいというのが特徴です。そのため、テキストやスライドを使って説明を行う際には、膨大な資料が必要となります。時には、「資料がわかりにくい」「最後まで読む時間がない」といった理由で見込み顧客を逃してしまう可能性もあるでしょう。
一方、動画を用いて自社の事業や製品を紹介した際には、映像(実写・アニメーション)と言語(会話・ナレーション・テロップ)を用いて、短時間で多くの情報を伝達することが可能です。情報の受け手が感じるストレスも非常に小さく抑えられるというメリットもあります。
担当者のトークスキルに左右されない情報発信が可能

動画には「毎回一定の水準で繰り返し商品・事業説明をおこなえる」という特徴もあります。
BtoB営業の現場では、動画は雄弁な営業マンとして商品や事業の説明をおこないます。新人からベテランまで、担当者のトークスキルに左右されず顧客に情報提供できる点は、動画活用時に得られるメリットです。
BtoBビジネスにおける動画コンテンツの活用シーン
SNS広告のクリエイティブに動画を利用する

現在様々なSNS媒体で広告を配信する企業が増えており、もちろんBtoB企業もその例外ではありません。
動画は視覚的に訴える力が強く、SNS広告に最適です。特にBtoBマーケティングでは、専門的な情報や解決策を端的に伝えることが重要です。動画を使うことで、複雑な内容を簡潔に伝え、視聴者の興味を引きつけることができます。
また、SNS広告はユーザーの登録情報をもとに配信先を選定するため、ターゲティング精度が高いのが特徴です。
Webサイト上のサービスページに動画を埋め込む

自社サイトに動画を掲載する際は、外部サイト掲載時と異なり、動画の尺やサイトデザインそのものを自由にカスタマイズできるというメリットがあります。
もちろん掲載するコンテンツの目的やターゲットは自由です。動画コンテンツそのものだけでなく、それを配置するサイトのデザインにも工夫を凝らし、多くのユーザーに訴求することを心がけましょう。また、自社保有サイトにはすでに自社や製品に興味を持っているユーザーが多く訪れます。商品の宣伝だけでなく自社のファンや既存顧客に喜ばれるコンテンツを配信することも、再生数を伸ばすために必要なポイントです。
ページ滞在時間の増加や検索エンジンの評価向上によるSEO効果も期待できる点も、重要なポイントです。
セミナー・ウェビナーで使用してリード獲得に繋げる

セミナーやウェビナーでの動画活用は、動画を通じて視聴者との信頼関係を築き、リード獲得につなげる有力な手段です。
製品や事業の理解に専門知識を要し、購入単価の高いBtoB商材を販売する際、「認知」から「購入」の間に「顧客教育」という過程を踏むことも少なくないでしょう。
顧客教育とは製品に興味・関心を持ったユーザーの製品理解を促し、購買動機を強めるためにおこなうマーケティング施策です。セミナー・ウェビナーを通して認知客に資料請求やメルマガ登録といった購入前行動を促すためにも、BtoB動画は活用されています。
商談向けの営業資料として利用する

取引先との商談時も、BtoB動画は有効な活用場面です。商品や事業の内容が複雑でわかりにくいBtoB商材の営業において、短時間でわかりやすく説明をおこなう動画コンテンツは、心強い味方となります。また、動画を活用することで営業担当者のトークスキルに頼らず常に同じレベルで商品説明をすることができるため、業績の安定や教育費の削減といった効果も期待できます。
採用活動で利用する

採用活動において、採用動画は企業文化や働く環境を伝える有力な手段です。会社紹介、社員インタビュー、職場風景などの動画を制作し、採用サイトやSNSで配信することで、求職者に対する企業の魅力を効果的に伝えることができます。
特に若手人材に対しては、動画を通じた情報提供が非常に効果的です。視覚的な要素を活用して、企業の価値観やビジョンを具体的に伝えましょう。
また、採用動画はブランディングを目的としていたり、コンセプトを伝える動画として作成されることが非常に多い動画です。顧客に向けたブランディング動画としても役立つ可能性があります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
動画コンテンツを自社の活動に取り入れることは、認知拡大や販促活動の効率化、人材採用など様々な場面で活用することができます。
弊社では動画制作についてのご相談も承っておりますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。