コラム
送ったメールが届かない!?そんなときは?
もしも、「送ったメールが届かない」そんなトラブル起きた時は、どう対処すればいいでしょうか?
メールは重要なコミュニケーションツールであり、「大切なビジネスの機会損失につながってしまった」といった事態を防ぐためにも、早急な解決が必要です。
そこで今回は、メールが届かない原因やその対処法についてご紹介します。
目次
なぜ届かないの?
・送信側の問題なのか?
・受信側の問題なのか?
・メールソフト設定の問題なのか?
・メールサーバの問題なのか?
メールが届かない原因は様々ですが、送信側よりも受信者側の問題で届かないケースが多いことをご存知でしょうか?
早急な解決のためには、原因の特定が必要です。まずは下記のチェック項目を確認してみましょう。
原因を特定するためのチェック項目
【チェック1】いつから起きていますか?
どのアドレスから送っても受信できませんか?
同じドメインの他のメールアドレスでは問題なく受信できていますか?
【チェック2】メールの容量が一杯になっていませんか?
IMAPで設定してる場合にはメールアカウントの割り当ての容量をオーバーするケースがよくあります。
POPでも容量が低く設定されていたり、メールソフトの「サーバから自動で削除する」設定が無効になっている場合も容量オーバーになりやすくなります。
サーバで利用量を調べられる他、送信側に「over quota」と記載されているエラーメールが届くため、判断ができます。
この場合は、メールソフトの設定を見直す、古いメールを削除割り当てを削除する、割り当てを上げるといった対処で解決します。
【チェック3】ウェブメールの「迷惑メールフォルダ」にメールは届いていませんか?
迷惑メールフィルタを利用している場合、「迷惑メールフォルダ」にメールが振り分けられている場合があります。
迷惑メールフィルタの設定を変更することで、迷惑メールと認識されてもサーバーの「迷惑メールフォルダ」に振り分けられなくなります。
【チェック4】ウェブメールの受信ボックスにメールは届いていますか?
ウェブメールの受信ボックスにはとどいているのにメールソフトで受信できない場合は、メールソフトのアカウント設定に誤りがある可能性があります。
または、パソコンに入っているセキュリティソフトなどが受信を妨げている可能性もあります。
セキュリティソフトの設定の見直しや、別のパソコンやスマートフォンにメールの設定を行い、受信ができるかテストを行うと判断が可能です。
受信側の問題が原因の場合の多くは、上記にて判断できます。
また、メールソフトの設定や送受信の際にエラーメッセージやエラー番号が出る場合には、記載の内容から特定することも可能です。
送信側の設定が不十分だと受信してもらえない!?
今までは受信側の問題が原因の場合について解説しましたが、送信側が原因で迷惑メールと認識されてしまうことがあります。
年々深刻化している、なりすましメールの対策として、迷惑メール設定をしている方が多くなり、また、大手クラウドメールサービスのセキュリティも強化されているため、信頼度の低いメールはますます弾かれる確率が高くなっていきます。
特に、Gmailのセキュリティに弾かれ、以下のような不具合が多く起きている印象です。
・独自ドメインのメールアドレスからGmail宛てに送ったメールが届かない。
・Gmailの利用者が、メールフォームから問い合わせメールを送信しても自動返信メールが届かない。
・問い合わせフォームに投稿があったのに、通知先をGmailにしている事業者に届かない。
迷惑メールと判断されないためには?
迷惑メールと判断されないためには、「送信ドメイン認証」を行うことが有効です。
送信ドメイン認証には、【SPF・DKIM・DMARC】の3つの技術があり、Gmailの母体となるGoogleもこれらを推奨しています。
今後送信ドメイン認証への対応は当たり前に!
人の目では判別が難しい、実在する企業名やメールアドレスを装うなりすましメールの対策が強化されるとともに、
送信ドメイン認証に対応していないと、なりすましメールの攻撃に晒されるだけでなく、正常なメールの送受信もできなくなる恐れがあります。
ビジネスチャンスの損失やトラブルを防ぐために、送信ドメイン認証設定が必須です。
Gmailにメールが届かないとお困りの場合や、送信ドメイン認証設定をお考えの際は当社へご相談ください!
プランニングA WEBチーム 野々下