株式会社プランニングA

コラム

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2024.07.31

バナーデザイン 文字のメリハリ

最近バナー制作に携わる機会が増えたので、バナーデザインの基本でもある文字のメリハリについてご紹介いたします。

1つの工夫だけでもデザインの質に大きく関わるものなので、是非とも抑えておきたいスキルでもあります。

文字のメリハリとは?


ただ文字を並べただけのバナーはスッキリはしていますが目に留まりにくく、

一つ一つの単語を把握しづらく何がメインなのか分かりにくくなってしまいます。

<改善ポイント>

(1)優先度の高いテキストは大きく
(2)金額や数字は大きく
(3)単位や助詞は小さく


「SUMMER SALE」「90%」「MAXOFF」の3つのキーワードごとで目立たせたいものに優先順位をつけることでキーワードそれぞれの重要度を明確化していきます。

目的の優先度に応じて一番伝えたい情報「90」を大きく

それ以外は視認性に気をつけながら小さくすると、メリハリが生まれ内容が読みやすくなります。

一番に何を伝えたいのか情報の整理をしてテキストのサイズに差をつけていくと作りやすいと思います。

「数字」や「金額」は目に留まりやすい情報

金額はお得感を伝えるキャッチーな情報なのでキャンペーンバナーなどにもよく使われる表現です。

数字に紐づく単位「円」や「%」などを小さくすると、数字がより際立ちメリハリがついて目に留まりやすくなります。

優先順位の低い助詞は小さくてもOK

「と」「の」「を」「へ」「が」といった助詞のサイズを小さくすることもテクニックの1つです。

上の画像、上段はサイズが一定なため文字が単調で力強さが感じられません。一方で下段は助詞「の」と「が」のサイズを下げることで「夏」「抽選会」「お得」とキーワードに目が向くようになります。

助詞に変化をつけること=キーワードを目立たせることで、配置一つでアクセントをつけることができます。

最後に

バナーのデザインにおいて「文字のメリハリ」はとても重要な要素です。

せっかく導線を意識した良いレイアウトのバナーも、文字にメリハリがないとあまり魅力的ではないかも…。

今回紹介した文字のメリハリは基礎部分なので、文字組のレイアウトは無限にあります。

まだまだ奥が深いのでまたの機会に記事を書こうと思います!

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