Illustratorでの作業を効率的に行うためには、アクション機能を活用することが重要です。
アクション機能を使うと、反復作業を自動化できるだけでなく、作業のスピードを大幅に向上させ、ミスを減らすことができます。アクションを事前に登録しておけば、ワンクリックで複雑な操作を行うことが可能になり、作業に集中する時間を確保することができます。
ここではアクションの登録方法とIllustratorに入れておくと便利で、作業効率を高めるアクションを3つご紹介します。

アクションの登録方法

アクションパネルを開く

メニューから「ウィンドウ」 > 「アクション」を選択して、アクションパネルを開きます。

新規アクションを作成

• アクションパネルの右下にある「新規アクションを作成」アイコンをクリックします。
• アクション名を入力します。また、セットを選択したり、キーボードショートカットを設定することもできます。
  設定が完了したら、「記録」をクリックします。

アクションを記録する

「記録」をクリックした後、ボタンが赤くなっていることを確認、適当なオブジェクトを選択し登録したい手順を実行します。

アクションの記録を停止

記録が終わったら、アクションパネルで「記録停止」ボタンをクリックして記録を停止します。
これで、アクションが保存されました。

登録したアクションを実行する

記録したアクションを実行する場合は、アクションパネルで該当するアクションを選択し、「再生」ボタンをクリックするか、登録したショートカットキーを押すだけで自動的に一連の操作が実行されます。

おすすめアクション

❶ 111%拡大と90%縮小

サイズを変えたい時に使用します。
111%拡大をした後、サイズを戻したい時に90%縮小を行うと元のサイズに戻ります。

❷ -5°と 5°回転

オブジェクトに角度をつけたい時に使用します。
角度を戻したい時に-5°回転か5°回転を行うと元の角度に戻ります。

❸ 左揃え 右揃え 下揃え

２つのオブジェクトを揃えたい時に使用します。
組み合わせて使用するとより効率的です。

まとめ

アクション機能を活用すれば、Illustratorでの作業効率が大幅にアップします。自分の作業フローに合わせてオリジナルのアクションを登録してみてください！