コラム
【web広告 初心者講座】今さら聞けない!ディスプレイ広告の不思議
こんにちは。プランニングAのweb広告チームです。
この【web広告をこれからはじめるあなたへ】の記事シリーズではこれからweb広告をはじめたいとお考えの方に、具体的なweb広告の仕組みを解説しています。私もweb広告運用を勉強中の身ですので復習の意味も込めて書き留めていくつもりです。ぜひ、参考にしてみてください。
今回のテーマ
「ディスプレイ広告の不思議」
スマホやパソコンで検索したり、ニュースを見ている時によく目にする広告「ディスプレイ広告」。
みなさんもwebサイトや、ニュースを閲覧する際に見たことがあるのではないでしょうか?
もしかすると「広告」と認識せずに興味のある内容だったからクリックしていたかも、、、という方もいらっしゃるかもしれません。
ディスプレイ広告は、主に写真やイラストなどのビジュアルとセットで運用されているため(テキストのみのもの有り)、ニュースの記事の一覧の中に表示されていたり、思わず押してみたくなる仕掛けがあったりと、意識してみると本当にたくさんのディスプレイ広告に日々接触していることに気がつくかと思います。
ディスプレイ広告は、リスティング広告と呼ばれるユーザーの検索結果に連動して表示される広告と違ってユーザーが閲覧しているサイトのページ上に広告が表示される為、リスティング広告に比べてユーザーの購入意欲は低くなります。
しかし、まだ自社の商品(サービス)を知らない「潜在ユーザー」にアプローチ出来るというメリットがあります。
そのため、新製品、新店舗、新サービスなどの認知目的や企業のブランディング目的に多く利用されています。
ディスプレイ広告は、ターゲティングの仕方も豊富です。主に使われているものは下記のようなものです。
- ○アフィニティ、カスタム アフィニティ
- ユーザーが熱中していること、習慣、興味や関心に基づいてユーザーにリーチ
- ‥ゴルフ、漫画、車などについて熱心に調べているなど
- ○詳しいユーザー属性
- 長年の生活習慣に基づいてユーザーにリーチ
- ‥週末によくレストランに行く、毎朝ジョギングするなど
- ○ライフイベント
- 人生の大きな節目を迎えているユーザーにリーチ
- ‥最近結婚した、退職したなど
- ○カスタム インテント、購買意向
- 最近の購入意向に基づいてユーザーにリーチ
- ‥最近車を買った、サプリメントの定期購入をしたなど
- ○リマーケティング
- お客様のビジネスを利用したことのあるユーザーにリーチ
- ‥一度サイトに訪れたが、コンバージョンしなかったユーザーなど
- ○カスタマー マッチ
- 企業の持つ顧客データに基づいて既存顧客にリーチ
- ‥すでに持っている顧客ユーザーにアプローチ
- ○類似ユーザー
- ウェブサイトにアクセスしたことのあるユーザーや既存顧客と同じような興味や関心を持つ、新しいユーザーにリーチ
- ‥見込みが高いユーザーに似た思考を持つ新しいユーザーにアプローチ
このように、出稿広告の目的によって様々な方向でユーザーへのリーチが可能です。
さて、ここまで読んで何か不思議に感じることはありませんか?
「え?なんで、何に興味があるとかわかるの?」
それは、GoogleやYahooがあなたの検索履歴などから、あなたがどんな人なのかを把握しているからなのです。
Googleにあなたがどう見られているかはログインした状態で下記のバナーに貼ってあるページへアクセスすると把握することができます。
年齢、性別、住んでいる地域はもちろんのこと、興味のある内容なども把握しています。
これを聞くと不快に思われる方もいるかと思いますが、GoogleやYahooがユーザーの情報を把握する目的は、ユーザーにより興味関心のある情報を適切なタイミングで提供するためであり、
そして、出稿したクライアントにとって、より効果の期待できるユーザーに必要な情報を効率よく届けるためで、決して誰かの私生活を覗き見ようなんて考えではありません。
皆様もネットを閲覧している最中に、こんな情報探してた!とか、こんなサービスあったんだ!と役立つ広告がいいタイミングで表示されることが多いのではないでしょうか?
最近では広告ではありませんが、GoogleとAppleがコロナウイルス感染者に濃厚接触した可能性がある人に通知するというアプリを開発したというニュースも記憶に新しいところです。
もちろん皆様のプライバシーは、万全に守られておりますのでご安心ください。
またそれでも嫌だという方は、先ほどのページから情報を開示しないということも設定可能です。
これらの貴重な情報を適切に運用するのが、webマーケターと言われる私たちの仕事です。
クライアントのターゲットに効果的にアプローチするにはどの層を狙えばいいか、
どんなサイトを見たり、どんなキーワードを検索しているユーザーが見込みが高いか、
どの時間帯がクリックされやすいか、
どのサイトに表示させるのが効果的かなど、
仮説、検証、実装、改善を日々繰り返し、最も効果のある運用ができるよう、チームで検討しています。
また、チームで運用することで多角的な思考から仮説や改善の幅も広げ、新たな切り口のご提案もできるように体制を整えております。
さらに、弊社はGoogleが信頼する代理店として認定したGoogle partnerであり、
認定資格と十分な運用経験を持つスタッフが在籍しておりますので、
ぜひ、web広告に興味のある方はご相談ください。
詳しくは下記のバナーをクリック!