株式会社プランニングA

コラム

column
2020.06.08

【web広告 初心者講座】今さら聞けない!ディスプレイ広告のセグメント設定

こんにちは、プランニングAのweb広告チームです。
今回も初心者目線でweb広告の仕組みを解説していきます。

前回はディスプレイ広告の不思議として、
ディスプレイ広告の表示の仕組みについて少しお話しさせていただきました。

今回は、もう少し具体的にディスプレイ広告の配信の方法について紹介させていただきます。

 

 

 

今回のテーマ

「ディスプレイ広告のセグメント設定」

 

 

 

セグメントの種類

 

 

 

ディスプレイ広告は、購入やサービス利用の可能性があるお客様へ向けて配信する広告で

自社の商品やサービスを使用するタイミングが来た時に、第一想起してもらうために重要な広告配信です。

今すぐに商品を購入したい!サービスの利用をしたい!といったユーザーだけを狙いたい方には、リスティング広告を運用をおすすめします。

 

弊社では上記のようなそれぞれの特性を踏まえて、ご依頼いただいている多くのキャンペーンは

目的に合わせてリスティングとディスプレイの併用することで幅広いリーチを行えるようにご提案しております。

 

 

そして、その広告配信を行うユーザーの範囲もキャンペーンの目的によって様々な選択が可能です。

 

例えば、「認知」目的のキャンペーンの場合、

福島県に住む人、女の人、30代の人といった「ざっくり」したもの。

 

的を絞って「コンバージョン重視」の場合、

「過去にプランニングAのサイトを閲覧したことがある人」「バターコーヒーについて調べていた人」「スライドドアの車の購入を検討している人」など、範囲が限られたピンポイントのものまで様々です。

 

 

設定の方法についても、同様に様々あり

前回紹介したアフィニティや購入意向の強いオーディエンスといったすでにグーグルやヤフーが作成しているセグメントを指定したり、組み合わせる方法もあれば、

上記のセグメントにアピールしたい商品やサービスに関連するカテゴリがない場合は、ワードやURL、アプリを指定して独自の購買意向の強いユーザー層を定義し、ターゲティングする「カスタム インテント オーディエンス」という機能を使用することもあります。

参考:カスタム インテント オーディエンスについて – Google 広告 ヘルプ

 

 

 

 

 

 

カスタムインテントオーディエンス

 

 

このカスタムインテントオーディエンスのユーザーのセグメントは、

自分自身に運用するキャンペーンの内容の知識や経験が乏しいければ乏しいほど苦戦する部分です。

 

なぜなら「誰に売るのか?」を意識して、広告主の商品やサービスの購入を検討していそうなユーザーが検索しているであろうキーワードや見ていそうなサイトなど十分に想像できなければならないからです。

経験のある内容なら、「ああ、あの時こんな検索したな、こんな経験をしたな」と知識や経験を活かせるのですが、

そうでない内容の場合は、様々な方法で情報を集めたり、クライアントにヒアリングしたり、ターゲットに近い方から話を聞いたりして、知識を深める必要があります。

 

その上で、指定したカスタムインテントオーディエンスは、アピールしたい商品が本当に欲しい人かという「本来の目的」を見失わないようにしなければなりません。

 

 

たとえば、

つり道具のサイトをよく閲覧している人に、同じ魚に興味があるからと言って産地直送の魚の干物の広告を表示させるのは

全く的外れではないかもしれませんが、「つり道具が欲しい人が、干物を買うか」という視点でいうとその性質はすこし「ずれている」かもしれません。

 

web広告の場合、1クリックごとに課金していくものが支流ですので

その1クリックなら、もっと価値のある1クリックにするための改善の余地はありそうです。

 

 

私の場合、よく一人で考えていると考えが暴走して、「こうに違いない!」という決めつけ思考になりがちです。

(冷静な同僚によく本当にこれを検索するのは、この商品が欲しい人でしょうか?と指摘されます。。。)

 

 

そこを見失うとクリックやビュー数は上がるかもしれませんが、コンバージョンが上がらないということにもなります。(クリック率を重視するキャンペーンなら大成功ですが。。。)

 

 

 

 

 

 

 

弊社の運用

 

 

弊社で基本的にディスプレイ広告設定する場合はキャンペーンの目的を入念にヒア

リングした上で、

「ざっくりしたセグメント(認知目的)」+「絞ったセグメント(コンバージョン重視)」+「リマーケティング(刈り取り)」+「アルファ」

上記のセグメントの組み合わせをチームで検討し、多角的な視点で設定することが多いです。

 

そして、運用しながら予算状況に合わせてセグメントの単価を上げて表示をしやすくしたり、停止したり、逆に運用を再開したりします。

加えてweb広告に関しては「正解」は運用してみて初めて分かる反応があることも多いので

そこで柔軟に軌道修正できる発想も個人的には重要ではないかなと思います。

 

web広告は、誰でも簡単に導入できるツールではありますが

いまいち期待していた成果が上がらないといったお悩みをお持ちの方はこのセグメントの設定に改善の余地がある可能性があります。

個人での運用に限界を感じていらっしゃる方はぜひ、お気軽に当社までお問い合わせ下さい。

 

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