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2020.11.25

【わかりやすい文章・書き方講座(2) 「型」にはまろう!】

最近は、急に寒くなったり、かと思えば急に暖かくなったり。落ち着かない気温に戸惑っている今村です。

戸惑った結果、既にスタッドレスタイヤに履き替えました。私の周囲では、そんな早くから勿体ない、という声も聞かれましたが、スタッドレスタイヤの減りは一ヶ月に約0.1ミリだそうです。また、低温になると夏タイヤのグリップ力は大幅に落ちるそうですから、転ばぬ先の杖、滑らぬ先のスタッドレスタイヤ、ということで皆さんも早めにタイヤ交換を。

さて、近況はここまでにして、本題に入ります。
前回は文章を書く前段階のお話をさせていただきましたので、今回はもう少し具体的に文章の書き方について書いていきたいと思います。

とにかく最初は「型」にはまることから

どんなに文章が得意な人でも、例えそれが文章を仕事にしている人でも、自由に書き進めているようでいて実は、基本はしっかりした「型」に沿って書いているものです。


「型」を別名「テンプレート」とも言いますが、「テンプレ」と略されると、「何かの焼き回し」「モノマネ」といった意味でネガティブに捉えられることが最近は特に多いですね。

でも、別に作家やアーティストになる必要はないんですから、最初から新しいものを作り出す必要はありません。モノマネだっていいんです。


「型」が決まると、書くスピードも文章の質も上がります。文章の構造を考えるのに使っていた頭と時間を、文章そのものの内容を考える方に使えるんですから。


ということでここから、「世界一ラクにスラスラ書ける文章講座」(山口拓朗 著 かんき出版)の内容を参考にしながら、文章における3つの基本的な「型」をご紹介します。※例文も流用させていただきました。

複数の情報を整理して伝えるのに便利な「列挙型」

「列挙型」とは、ある1つのテーマについて、いくつかのポイントに分けて伝える方法です。型としては、次のようになります。


A  全体像を伝える(列挙する数を伝える)

B  列挙ポイント1

C  列挙ポイント2

D  列挙ポイント3

E  まとめ

〈例文〉
鈴木医師が警鐘を鳴らしているのは、以下の3点です。(A) 
ひとつめが、慢性的な睡眠不足。(B)
ふたつめが、過度なストレス。(C)
みっつめが、偏った食事です。(D) 
この3点が改善されると、格段に体調がよくなるそうです。(E)

最初に「何を」「いくつ」伝えるかを明確にして、その順番通りに説明しているので、読む人にとってとても親切な型だと言えます。
いくつのポイントにまとめるか、特に決まりがある訳ではありませんが、3つくらいにまとめるとわかりやすいように思います。

読み手の納得度を高める「結論優先型」

文字通り、結論を真っ先に示したうえで、その後でその理由や見解を書いていくのが「結論優先型」です。


A  結論を伝える

B  理由・根拠を伝える

C  具体例・詳細を伝える

D  まとめ

〈例文〉
寝る前の1時間は、スマホを見ないようにしています。(A)
なぜなら、スマホの光を見ることで交感神経が優位になり、脳の興奮状態が続いてしまうからです。(B)
事実、寝る前に見るのを「スマホ」から「本」に変えたところ、びっくりするほど寝付きがよくなりました。(C)
これからも就寝前の“スマホデトックス”を続けていきたいと思います(D)

結論優先型は、読み始めてすぐに結論が明確になるので、その先に続く理由や具体例も頭に入りやすくなります。「結論→理由→具体例」という流れは、読む人に納得してもらいやすい流れだと言えます。

共感を誘う「ストーリー型」

「ストーリー型」は「ドラマ仕立て」とも言い換えることができます。あるエピソードを、物語のようにすることで、読む人の共感を誘いやすくします。

A  マイナスを伝える

B  転機を伝える

C  進化・成長を伝える

D  明るい未来を伝える

〈例文〉
今年の春までは、なかなか成績が伸びず、第一志望の学校に入ることは夢物語でした。(A)
ある時、母の友人が家庭教師をしてくれることになりました。(B)
その先生の教え方がとてもわかりやすく、わたしの勉強意欲に俄然火がつきました。成績はみるみる伸びていき、秋の模擬試験ではB判定に(C)
来年はいよいよ受験です。このまま順調に成績を伸ばして、第一志望の学校に合格したいです。(D)

マイナスの状態から入って、転機が訪れ成長し、ハッピーエンドへと向かうという流れは、読んでいてスッキリします。書き手のストーリーに感情移入しやすいので、記憶にも残りやすいというメリットがあります。テレビショッピングや通販のチラシなどでもよく使われる型です。

「型」を使って、負担を減らそう!

3つの型をご紹介しましたが、その文章の目的から、どの型を選ぶか考えます。


伝えたいことがいろいろあるなら「列挙型」

何かをアピールしたい時、報告や連絡をする時は「結論優先型」

思いに共感してほしい時は「ストーリー型」


実際、この3つの型を使えば、仕事や暮らしの中で必要なほとんどの文章が書きやすくなると思います。

文章を書くのが苦手、という方も一度、この「型」にはまってみませんか?

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