シゴトサガス運用担当のSです。
巷が生成AI技術の進化に湧き立つなか、「ChatGPTをうまく使いこなせていない…」「もっと活用したいけど、どうすればいいんだろう…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか？

かくいう私も、もっとChatGPTを使いこなしたいものの、なんだかしっくりこない、と感じている一人です。
そこで今回は、ChatGPTを活用して、どんな求人情報が作れるのか、魅力的な求人が作れるのか、を検証していきたいと思います。

ChatGPTとは

ChatGPTは、人との対話に近い自然な文章を生成するAIサービスです。その機能は、企画書などの資料作成や文章の要約、プログラミングコードの生成など多岐にわたります。最新のGPT-4oモデルについてのコラムはこちら▶︎
ChatGPTの活用により、さまざまな業務の効率化が可能になっています。

求人作成してみる

では早速、求人作成をしていきましょう。

1. 必要な情報を準備する

まずは、求人作成に必要な情報を収集します。
仕事内容のほかにも、会社の特徴や求める人材像を明確にして、情報を整理していきます。
ChatGPTは与えられた情報をもとに文章を生成しますので、情報量が多いほどより良い求人情報を作成します。

2. ChatGPTへのプロンプト（指示）を入力する

必要な情報をまとめたら、ChatGPTへChatGPTにプロンプトを入力します。
シゴトサガスの入力スペースに合わせて、下記のようなプロンプトを作成しました。
今回は、弊社の広告プランナーという職種で検証してみます！

＜求人作成用テンプレート＞

　

上記のプロンプトから導き出された結果はこちら。

検証の結果

箇条書きのみで指示した文が、読みやすい文章に変換されています。
プロの編集者らしい、情熱的な文章に仕上がっていますね。わずか数秒で、草案・たたき台を出してくれるので便利です。

ただ、少し感じたのは、「どの会社にもあてはまりそう」な内容ということ。
GPTの特徴として、「手前の文に、確率的にありそうな続きの文章をどんどんつなげていく」という仕組み。
たとえば「昔むかし、」という途切れた文章がある場合、次の文章を予測して、最も確率が高い「あるところに」を続ける。これを繰り返して文章を生成しているからこそ、ありきたりの文章に感じてしまうのかもしれません。
　

よりオリジナリティのある魅力的な求人にするには、職場の雰囲気や魅力、仕事のやりがい、具体的な仕事内容、例えば1日の仕事の流れや入社後のフローなど、求職者に伝えたい情報を具体的に打ち出せているかが重要です。
【情報例】
・給与について（年収、賞与、手当の種類、昇給スピード）
・業界や会社の安定性、将来性
・商品の強みは？売りやすさは？
・仕事の意義、やりがいは？同業者と比べると？
・社内の雰囲気は？仲の良さが伝わるエピソードは？
・休日は多い？有休消化率は？有給は申請しやすい？

　

まずChatGPTでベースとなる求人情報を作成し、そのベースをもとに文章を追加・修正したりして、情報を整えていくことが、現段階のChatGPTの最も有効な活用方法と言えるかもしれません。

　

最後に

今後も求人の書き方のノウハウや、採用に関しての知見を皆さんに共有していければと思います。
採用に関してお悩みがある場合は、地域密着型求人サイトシゴトサガスに、是非お気軽にお問い合わせくだい。