株式会社プランニングA

コラム

column
2024.10.07

GDN広告からのXへの配信について

こんにちは。制作のKです。
最近X(旧Twitter)を見ていて、以下のような広告を目にする方も増えてきたと思います。

なんかいつもの広告より若干シンプル?

今までのXへの広告出稿はリポストやいいねが可能な仕様となっていましたが、
上記イメージの広告では不可能な仕様となっています。

調べたところ、この広告の正体はGoogleディスプレイ広告(GDN)でした。
ディスプレイ広告のプレースメントのひとつとして、Xが配信面として追加された模様です。
24年の5月頃から徐々に目撃情報が増えており、夏頃から表示回数が急速な増加傾向にある様子。

GDNへ出稿すればにXに登録していなくても出稿できることが主な強みとなっており、
弊社のクライアントでもXへの配信が有効となったとみられるケースが発生しました。

一方で、追加されたばかりのためか広告に不自然さを覚えるユーザーの声も一定数確認できました。

Googleディスプレイ広告へ出稿していて、現時点でXへ広告配信するための条件を満たしている広告アカウントには、すでに配信面にXが追加されています。必要に応じて広告設定の見直しを行うことをおススメいたします。

ちなみに、プレースメントの除外設定はGoogle広告管理画面の以下から可能です。

「キャンペーン」>「オーディエンス、キーワード、コンテンツ」>「コンテンツ」
「除外」項目から「除外設定を編集」をクリックし、除外対象を選択し
「プレースメントの除外」で検索ボックスへX.comを入力→「アプリ」からXを選択

メリット・デメリット

メリット

・Xアカウントを持っていない広告主も広告を配信できる
・認証バッジ(有料)を保有していなくても出稿できる
・配信量が増加すれば、今までリーチできていなかったX利用層のユーザーにも広告認知が可能

デメリット

・広告表示が不自然な場合がある(違和感ある改行や自動生成の広告文、画像内のテキストパートの非表示など)
・RPやいいねが不可能なため、SNSの特性である「バズり」での広告成果加速は不可
・Xの広告の割には広告文が短く、簡素な印象がある

配信開始初期段階にあるためか、全体的な広告表示に違和感を感じるケースも多いXへの配信。
Googleディスプレイ広告出稿時のXへの配信も意識したクリエイティブとしては、


●広告文の短さを補うために伝えたい情報はバナー内へ記載する
●商品写真のみといった一枚で伝わらない画像は出稿しない


などの工夫が必要そうですね。
今後の改善に期待です!

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