コラム
騙し絵みたいで楽しいアンビグラムに挑戦してみよう!

アンビグラムとは?
アンビグラムとは、『異なる方向からも読み取れるようにしたグラフィカルな文字』のこと。
遊び心に富んだ文字は騙し絵のようで楽しく、「あっ」と気付かされた瞬間は気持ちがいいです!
広告においてアンビグラムを使用した場合、キーメッセージをより印象的に打ち出すことが可能です。
どのようなものが種類があるの?
●反対にしても読むことができる
●文字と文字の間に隠れた別の文字を読むことができる
●鏡に映しても読むことができる
上記のようなものの他にも、様々な種類があります。
こちらは鏡に映すと違う文字がでてくる上に、逆さまにして鏡に映しても別の文字がでてくるアンビグラムです。
こちらは90度向きを変えると「酒」「魚」と変化するアンビグラムです。小さな感動を生み、お酒やお食事の時間がより楽しめそうですね。
アンビグラムを作ってみよう!
実際の仕事ではなかなか作成することがないアンビグラム、私も作ってみたい!と思い挑戦してみました。
会社の名前をアンビグラムに

約一時間で作成したちょっとイマイチな出来です。
180°回転させても「プランニングA」となるように作ってみました。
「ラ」と「グ」がかなり無理やりですね。「ン」や「二」は文字のシンプルさに助けられました。
もっと可読性を捨ててグラフィカルに作り込めば、アンビグラムにできないことはなさそうです!
「広告」の文字をアンビグラムに

約30分で作成しました。上の「プランニングA」のアンビグラムに比べて作りやすかったです。
漢字同士だとやりやすいのかもしれません。
作りにあたって気づいたこと
●文字を分解してよく観察する必要がある
●読めるようにピタッとハマった時が気持ちいい
●文字とグラフィックの境界線について考え始める
●文字を分解してまとめ直す頭の柔らかさが必要
実際の広告に使えるかはさておき、パズルのようで楽しい作業だと思いました。
文字の奥深さを実感
印象的なチラシやキャッチーなポスターは、タイトルのロゴが印象的に組まれていることがほとんどです。
今回アンビグラムに挑戦したことで、文字の奥深さをより実感しました!
これからもいろんな作品を見て、印象的になる文字の研究したいと思います!