コラム
カメラで写真を撮ってみよう! 感度分の16のススメ!
こんにちは制作のSです。
広告を作っていると先方から「この写真を使って欲しい」と、写真データをいただくことがありますが、昨今はスマホで撮ったデータをいただくことが増えてきたように感じます。
スマホのカメラ機能も随分と向上していますね。
なにより手軽で、誰でも撮れるというのが魅力です。
なかにはカメラで撮ってみたいけど、「難しそう」「どう設定していいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
「F値は?」「シャッタースピードは?」「ISOって何?」。。。
え〜も〜チンプンカンプンです。
私自身もカメラで写真を撮るときは、設定で迷うこともしばしば。
やっぱり難しいなーと思っていました。
せっかくカメラを買ったけどオートモードでしか使っていないなんてひとも多いのかな。
ある日、写真系YouTubeの渡部さとるさんの「2B Channel」を見ていて「露出の基本中の基本 青い空を撮るときは「感度分の16」」という回を見て、こういう考え方があるんだーと感動したので今回はこちらを紹介したいと思います。
《2B Channel》
https://www.youtube.com/@2bchannel606
感度分の16って何?
感度分の16とは
「世界中、晴天なら太陽の光の量は一緒。晴れた日に写真を撮りたければ、絞りをf16まで絞って、感度分の1秒にシャッタースピードをセットすればいい。ISO400ならシャッタースピードは1/400で絞りはf16になる。」というのです。
引用:https://workshop2bn.themedia.jp/posts/5070881/
新聞社では「晴れたらセンパチ(ISO400のフィルムでシャッタースピードが1/1000秒、絞りがf8)」と言っていたが、これも同じようなものだ。と紹介されています。
設定がむずかしそうと思っていた私には、こんな目安があるんだとモヤモヤしたものが晴れた気分でした。
他にも状況によって目安となる設定が紹介されています。
こまかな説明などはYouTubeやブログ記事などを見てもらうとして
紹介されていた設定を下記にまとめてみました。
【ISO感度は400で固定】
※SS=シャッタースピード
《晴れの日》
SS 1/400 F16
SS 1/1000 F8(センパチ)
《くもりの日》
SS 1/500 F8
《日陰》
SS 1/250、F5.6
《窓辺(フェルメールライン)》
SS 1/60、F5.6
《夕焼け(マジックアワー)/夕食の食卓》
ISO400、SS 1/30、F2.8
どうでしょう、状況ごとに目安になりますよね!
実際に撮ってみた!
モードはマニュアルモード(M)
カメラはいずれも、10年くらい前の1600万画素くらいの機種です(汗)
感度は400で固定。
まずはSS 1/400 F16(日差しが強い日)
とにかく、陽の当たっている意識がいった場所を探して、この設定で“映る”場所を探して撮ってみました。
(光の当たっていないところを撮るとけっこう真っ暗になります)
陰影がついてなんだか印象的な写真になりました。
カメラをかえても設定は同じなのでほぼ一緒の写りで安定しています。
センパチも試して見ました。 SS 1/1000 F8 (晴れた日)
すっきりとした写真になりました。
気になっていたフェルメールライン(窓際)SS 1/60、F5.6
柔らかな光の写真になりました。
いずれもサイズはブログ用に小さくしていますが、現像などはせず撮って出しのJPEG画像です。
撮ったときモニターを見て、「いままでなんとなくで撮ってたものと違う!」という印象でした。
しかも、設定を変えないので安定して撮れる!
(構図の上手い下手は言わないでね)
まとめ
なかなか難しいカメラの「設定」ですが、目安となる数値をおぼえて固定して撮るというのがポイント。
明るすぎる、暗いなと思ったら設定を1段、2段づつ変えてみる。
基準となる数値から調整していくとなかなかいい感じに撮れるようになってきました。
そして光が当たっている印象的なところを探して撮るということが楽しくなりました。
そして一眼レフカメラ、ミラーレスカメラに関係なくできる設定なので、この設定はオススメです。
広告やWEBサイトに使う写真のクオリティ向上のお役に立てば幸いです!
※一部シャッタースピード400が選択できない機種もあるようですが250でもいいようです。近い数値でやってみてください。