コラム
column
2025.01.14
書体が与える印象 イメージに合わせたフォント選び
チラシ・ポスターなどの印刷物やWEB広告、看板やパッケージなど普段の生活の中でフォントを目にする機会は多くあります。なにげなく目にしているそれらも使われているフォントによって与える印象は大きく変わります。そのためフォントの種類や与える印象を理解して表現したいイメージに合わせたフォント選びが重要となります。
フォントによる印象の変化
和文フォントで代表的な「ゴシック体」と「明朝体」の比較
左側のゴシック体はカジュアルで力強い印象を与えます。右側の明朝体は繊細で上品な印象を与えます。このようなデザインでは明朝体のほうがより高級感を演出でき商品のイメージに適しているといえます。
フォントの種類と与えるイメージ
◾️ゴシック体
・力強さ
・カジュアル
・モダン
・信頼感
◾️明朝体
・高級感
・伝統的
・上品
・繊細
◾️丸ゴシック体
・楽しい
・やさしい
・かわいい
・親しみやすい
◾️筆文字書体
・伝統的
・日本的
・力強さ
・粋
◾️手書きフォント
・カジュアル
・ナチュラル
・素朴
・親しみやすい
◾️デザイン書体
・遊び心
・個性的
まとめ
書体によって見る人に与える印象は大きく変るため、伝えたいイメージに合わせた最適なフォントを選びましょう。また、可読性・判別性・誘目性といった「読みやすく伝わりやすい」ことも重要となりますので、それらを意識して作成をしていきましょう。