コラム
検索結果で目立つ!【サイトリンク】設置のコツとは?
サイトリンクとは、ブランド名やサービス名を検索した際に表示される、公式サイトのタイトルの下にサブページののリンクが最大6つ並ぶ領域のことで、日常的に使用されている方も多いのでは無いでしょうか。
普段よく見るものですが、実際にどういった基準で表示されているかご存知ですか?
サイトリンクはユーザーが行きたいページへのショートカットとなり、また、検索結果の広い面を取れることにより他と比べて目立ち、流入数の増加にもつながりやすいというメリットがあります。
特にスマートフォンでは画面内での占有率が高くなるため、その影響力は非常に大きくなります。
正しく理解できればSEO対策にも役立つ、サイトリンクの仕組みと設置方法について解説します。
目次
サイトリンク表示の条件
●そのサイトの検索からの集客が一定以上ある事
●サイト内のページが複数ある事
●検索結果で1位である事 という条件に該当すると表示されます。
現時点ではGoogleのアルゴリズムによって自動的に生成されるため、コントロールすることはできませんが、将来的には運営者による入力もあり得るようです。
希望のページを表示させるためには?
サイトリンクはGoogleのアルゴリズムで生成されると記載しましたが、「サイトリンクを設置したいページがサイトにとって重要なページである」ということをアピールし、Googleに「ユーザーの役に立つ」と判断してもらえれば希望のURLを表示させることが可能です。
具体的な方法
指名検索で1位を取る
まずは指名検索で1位である必要があります。
サイト構造・ナビゲーションをわかりやすくする
Googleがサイト内の重要なページを容易に理解できるようにしておきます。
ページ間の関係を分かりやすくさせるために、内部リンクを効果的に使う・ツリー構造にするのが良いとされています。
ナビゲーション内にリンクを埋め込む
サイトリンクに表示されているリンクが、グローバルナビゲーションやフッターナビゲーションに含まれるリンクである場合が多いため、グローバルナビゲーション内などに希望するリンクを埋め込むのが効果的です。
XML版サイトマップを設定・常に最新の状態にする
XMLサイトマップは、Googleがサイトやページを見つけるために必要なものです。
設置し、常に最新の状態にしておく必要があります。WordPressサイトであれば、弊社ではXMLサイトマップ機能のある「All in ONE SEO」プラグインを活用しています。
固定ページ・投稿でページを作成・更新するたびに自動で最新のXMLでサイトマップを生成されるため、検索エンジンにWebサイトのコンテンツの状態をタイムリーに通知することができます。
コンテンツを強化する
サイトリンクはアルゴリズムと連動しているため、文字量が少なく情報が少なく見出しなどの記事構造がされていない場合は、サイトリンクには表示されない場合があります。
文章の追記やデータ、写真、動画を追加するなどコンテンツ強化を行うと表示されやすくなります。
表示させない方法
サイトリンクは最大で6つまでですが、万が一重要度の低い不要なページが表示されてしまっていた場合、検索結果サイトリンクから省くことも必要です。
運営側がユーザーの遷移を意図していないページなど、すでにサイトリンクに表示されているURLを削除したい場合もあります。
弊社サイトの場合も、あまりアピールする必要のないブログ記事が表示されてしまっており、非表示対応を行いました。
ページ自体を削除する
不要なページであれば該当ページを物理的に削除してしまえば、サイトリンクに表示されません。
noindexを入れる
no indexメタタグを該当のページに埋め込むことで、Googleはインデックスできなくなり、サイトリンクに表示されなくなります。
ページは削除したくないけど、サイトマップに表示させたくないという場合におすすめです。
(検索クエリによっては検索結果に残り続けるケースもあるため、注意が必要です。)
まとめ
サイトリンクを効果的に使うためには、ユーザーにとって有益であるとGoogleに認めてもらうため、サイト構造をわかりやすくするなどの対策を行うことが必要です。
また、指名検索されるようになればなるほどより効果を発揮するため、狭い領域だとしても指名検索をされるための施策が重要になります。
プランニングAでも、サイトリンクの表示についてお客様からご要望をいただくこともあり、サイト改善やコンテンツ力の向上などをご提案させていただいております。
プランニングA WEBチーム 野々下