株式会社プランニングA

コラム

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2023.06.21

Photoshop×AI=最強の画像編集ツール!ジェネレーティブAIを試してみました

現在、Photoshopのベータ版で体験できる超注目機能!
Photoshopに「Adobe Firefly」の技術を組み込んだ事で可能になった、
「ジェネレーティブAI」を実際に試してみました。

まずはじめに・・・「Adobe Firefly」とは?

Adobeが開発している画像生成AI。
現在、WEBでベータ版が利用できます。
https://firefly.adobe.com/?workflow=route-to-path
同じ類の画像生成AIと言えば、「Stable Diffusion」や「Midjourney」が特に流行っている傾向。

クオリティーの高い画像はもちろん、下記のようなタイポグラフィーまで生成できてしまいます。
(プロンプトでstylish, blue, water, splashと打ってみた例)

上記のAdobe Fireflyの技術を使っているため、Photoshopでも高機能な生成ができるんです。

実際にベータ版(Photoshop beta 24.7)をインストールして試してみた

元画像 公園で撮影した愛猫
なげなわツールで不要な人などを囲むように選択した瞬間から生成塗りつぶしがポップアップしてくる
ここにプロンプト(英語)を入れると、それに準じた物が生成される。
空白だとシンプルに削除する。
今までのPhotoshopより明らかにキレイに消えた!
桜の木の遠近感もバッチリ!
今度は空白部部に「flying blue bird」というプロンプトで青い鳥を出現してみた!
凄まじく便利なのが、生成したものは全て新規レイヤーになっていること!
最終的に気に入らなければ、レイヤーを削除して元通りに戻せる!
最終仕上がり。
画面の余白を縦に少し伸ばしてほぼ正方形にした後、お任せで余白を生成。
さらに、前方には緑の草、季節違いのひまわり、鳥を2羽生成してみた。

ここまでで所要時間30分ほど!
間違いなく神ツールと言えるでしょう!

これ、合成屋が仕事激減するのでは・・・汗

AdobeのジェネレーティブAIのメリット

商用利用が可能

生成元となっているのは、Adobeが提供しているストックフォトサービス「Adobe Stock」のデータ。
権利関係をクリアした画像を元に学習して生成しているので、今まで他の画像生成AIでネックとなっていた商用利用も可能となります。

クリエイターの定番ツールに組み込まれる

クリエイター御用達のAdobeソフトに組み込まれる事で、WEBアプリを行ったり来たりする手間がありません。
今回はPhotoshopのジェネレーティブAIのみ試しましたが、
IllustratorやPremiere、After Effectsでも同じように動画やベクターデータが生成できるようになるとのこと。

手の届かないクリエイティブを発想次第で誰でも簡単、スピーディーに

上記で試したような合成の場合、自分で作ろうと思ったら・・・
合成に違和感の無いような素材探しから始まり、切り抜き、違和感の出ない色味に合成、と数時間は浪費する作業です。
それが大幅な時短になりそうです。

ジェネレーティブAIについて、公式のページはこちら
https://www.adobe.com/jp/sensei/generative-ai.html

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