コラム
Photoshop×AI=最強の画像編集ツール!ジェネレーティブAIを試してみました
現在、Photoshopのベータ版で体験できる超注目機能!
Photoshopに「Adobe Firefly」の技術を組み込んだ事で可能になった、
「ジェネレーティブAI」を実際に試してみました。
まずはじめに・・・「Adobe Firefly」とは?
Adobeが開発している画像生成AI。
現在、WEBでベータ版が利用できます。
https://firefly.adobe.com/?workflow=route-to-path
同じ類の画像生成AIと言えば、「Stable Diffusion」や「Midjourney」が特に流行っている傾向。
クオリティーの高い画像はもちろん、下記のようなタイポグラフィーまで生成できてしまいます。
(プロンプトでstylish, blue, water, splashと打ってみた例)
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上記のAdobe Fireflyの技術を使っているため、Photoshopでも高機能な生成ができるんです。
実際にベータ版(Photoshop beta 24.7)をインストールして試してみた
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空白だとシンプルに削除する。
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桜の木の遠近感もバッチリ!
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最終的に気に入らなければ、レイヤーを削除して元通りに戻せる!
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画面の余白を縦に少し伸ばしてほぼ正方形にした後、お任せで余白を生成。
さらに、前方には緑の草、季節違いのひまわり、鳥を2羽生成してみた。
ここまでで所要時間30分ほど!
間違いなく神ツールと言えるでしょう!
これ、合成屋が仕事激減するのでは・・・汗
AdobeのジェネレーティブAIのメリット
商用利用が可能
生成元となっているのは、Adobeが提供しているストックフォトサービス「Adobe Stock」のデータ。
権利関係をクリアした画像を元に学習して生成しているので、今まで他の画像生成AIでネックとなっていた商用利用も可能となります。
クリエイターの定番ツールに組み込まれる
クリエイター御用達のAdobeソフトに組み込まれる事で、WEBアプリを行ったり来たりする手間がありません。
今回はPhotoshopのジェネレーティブAIのみ試しましたが、
IllustratorやPremiere、After Effectsでも同じように動画やベクターデータが生成できるようになるとのこと。
手の届かないクリエイティブを発想次第で誰でも簡単、スピーディーに
上記で試したような合成の場合、自分で作ろうと思ったら・・・
合成に違和感の無いような素材探しから始まり、切り抜き、違和感の出ない色味に合成、と数時間は浪費する作業です。
それが大幅な時短になりそうです。
ジェネレーティブAIについて、公式のページはこちら
https://www.adobe.com/jp/sensei/generative-ai.html