コラム
「求人原稿」は自社作成をオススメしたい3つの理由
Webマーケティングチーム兼、シゴトサガス運用担当のアソウです。
今回はタイトルの通り「求人作成」に関してのお話をさせていただきます。
弊社は福島・栃木・山形の各エリアで、地域特化型求人サイト「シゴトサガス」の運営をしております。
おかげさまで掲載企業数も順調に増加し、掲載希望のお問い合わせも多数いただいています。
これまで私はシゴトサガスの管理・運営に携わりながら、求人ライターとして累計200社以上の企業様の様々な業種・雇用形態の求人作成を行ってきました。
その中で得た知見やノウハウを整理しつつ、シリーズ化してご紹介していこうと思います。
採用に悩まれている方や、求人作成をする上でのヒントをご提供できれば幸いです。
求人を作成する「意味」を改めて考える
大半の求人サイトの場合、求人作成専門のライターが原稿を作成することがほとんどなのですが、取材や撮影などの費用を含めると掲載費用が高額になってしまうというデメリットがあります。
シゴトサガスでは基本的に掲載企業のご担当社様に求人を作成いただくスタイルをとっています。 (もちろん原稿作成を弊社に依頼できるオプションはあります)
その部分はシゴトサガスが安価に求人掲載できるポイントにもなっているのですが 「自分たちで求人を作成すること」はその他にも大きなメリットがあると考えています。
今回はその「メリット」に関して、私の考えをまとめてみました。
①会社の強みや特徴を棚卸して整理することができる
まず採用にあたって必要なのは「自分たちの会社を客観的に見つめ直すこと」がスタートだと思います。
業界の中でどのようなポジションなのか、どのようなビジョンを持ち、社会にどんな価値を提供できる会社なのか、福利厚生や職場環境など社員が働く上でどのようなメリットを提供できるかなどを、是非1度整理してみてください。
会社の強みや働き方など様々な情報を明確にすることで、求職者の方々も、より具体的に働くイメージを持つことが出来るようになるはずです。
また整理することで、同じエリアの競合他社と条件を比較したり、改善をしなければいけない項目が見えやすくなってくるので、求人ページを作成するために会社の強みや特徴をまとめることは非常に有用な手段と考えています。
1度求人を作ったことがあるという場合も、数ヶ月おきに見直しをかけて情報を更新していくイメージを持たれると良いかと思います。
②採用を「自分ごと化」して取り組める
人手不足を感じている企業は増加しており、年々優秀な人材を確保するのは難しくなっています。 「採用」は人事部だけの問題ではなく、全社で取り組むべき最優先事項の問題と言っても過言ではないかと思います。
一方で、特に地方の場合、採用に関して危機感を抱いている企業様は少ない印象を受けています。
数年前までは圧倒的に買い手市場だったこともあり、ハローワークに求人を掲載したり、求人サイトにスポット的に求人を掲載すれば応募者を確保することは比較的容易でした。
現在は求職者の方が立場が上になっており、企業は「選ばれる」存在を目指さなければ、人材の確保すら難しい状況になりつつあります。
「採用」は外部に丸投げしてお任せするものではなく、自社が危機感を持ち、本気になって考えて取り組まないと意味がありません。
外部に全てを委託することで、採用がどこか他人事になってしまったり、「求人サイトが悪かった」「エージェントの力量不足」「お金を払ったのにおかしい」など「他責」になってしまい、いつまでも根本的な原因から目をそらしてしまうことにつながってしまうのです。
自分たちの言葉で伝えることで、社内の採用への意識が高まるだけでなく、求職者の方にも魅力がより伝わりやすくなるはずです。
③採用以外にも副次的な効果がある
「自分たちの強みや良さを、社員が共通理念として理解している」という状態の会社は、肌感として採用だけでなく、業績も伸びている企業様が多い印象です。
それは何故かと考えると、社員の方が自信を持って仕事に取り組めるだけでなく、離職率なども下げられるので、結果として次第に組織が強化されていくからではないかと推測しています。
突然ですが、例えば「猛吹雪の雪山の中を目的地に向けて進んでいる」というようなシチュエーションを想像してみてください。
本当に方向が合っているのか分からない疑心暗鬼の中で進む時よりも、自分たちの向かっている方向が確実に正しいゴールに向かっているとわかっている方が、足取りも軽いですし、頑張れるような気がしますよね。
「正しい」「前進している」と思える感覚はビジネスにおいても非常に重要な要素なんだと思います。
「御社の強みはどんなところですか」と急に誰かに聞かれて、ぱっと答えられる方はどれ位いるでしょうか?
営業的な視点で扱っている商材自体の特徴や強みは言えても、会社組織としての強みや魅力をスラスラと答えられる方は少ないのではないかと思います。
しかしながら裏を返せば、強みや魅力を社員の共通理念として浸透させられている企業様は非常に少ないため、その部分を明確にするだけでも1歩リードすることができるということです。
ぜひ自分の会社の良いところや強みを、改めて経営者の方を含め、社員の皆さんで一緒になって考えてみてはいかがでしょうか?
おわりに
まずは採用への「危機意識」を持つことが大切
求人作成をする際に、採用担当の方に強みや特徴を伺っても「特に無い」とお答えになられる場合も頻繁にあります。
しかしながら、強みや特徴が特に無い会社で、求職者の方々が働きたいと思えるでしょうか?
謙遜をされている可能性もありますし、もしかしたら思い当たることはあるけど自信を持って伝えることができなかっただけかもしれません。
その場合は、まず自信を持って求職者の方に伝えたいと思えるような「強み」や「魅力」を作ることから始めてみましょう。
自分たちの会社を客観的に見つめ直すことで、まずは現在の状況を正しく整理することが必要です。
採用に関して「危機意識」を持つことこそが、行動を起こす全てのきっかけになると考えます。
「シゴトサガス」は初めての求人サイトにオススメです
ハローワークのみに求人を掲載して、受け身の採用を続けているだけでは、いずれ応募者が頭打ちになることは明らかです。
人気のある大手企業ですら多額の費用をかけて、多数の求人媒体やエージェントなどをフル活用しながら、優秀な人材をいかに1人でも多く集めるかに全力を注いでいる時代です。
人手が不足して本当に苦しくなる前に、今こそ攻めの採用が必要だと考えます。
手前味噌にはなりますが、シゴトサガスは掲載費用「1ヶ月あたり20,000円~」と非常に安価に始めることができるため、採用費を捻出するのが難しい企業様でも始めやすい価格となっています。
求人を自分たちで編集しながら、しっかりと会社の魅力を伝えられるようなフォーマットになっているため、「採用を強化したい」「ハローワーク以外の媒体も試してみたい」という企業様にオススメできる媒体です。
採用に関してお悩みがある場合は、お力になれるかと思いますので、是非お気軽にお問い合わせくだい。
こちらの記事が採用について考える1つのきっかけになれば幸いです。
今後も求人の書き方のノウハウや、採用に関しての知見を皆さんに共有していければと思います。