コラム
【緊急事態】困った、記事が書けないっ!そんな時に使いたいコンテンツネタ&書き方のコツ
こんにちは!webチームの松田です。
企業がブログを使って集客することは、今やWeb集客の王道となっており、
弊社もサイト作成をご依頼いただいた際はほぼクライアント自身で投稿できるコンテンツを設けております。
しかし、実際にブログやコラムを始めたけれど
- ●ネタが続かない
- ●どんな内容ならアクセスを集められるか分からない
- ●記事の書き方がそもそも分からない
- ●もう嫌だ、助けて
という担当者も少なくはないはず。。!(私もその一人です。)
今回は、そんなお悩み解決のヒントになればと、ネタを絞り出す方法と書き方のコツをご紹介します。
目次
ブログネタってどうやって探せばいいの?
明日社内チェックの締め切りなのに、いくら考えても天からネタが降ってこない。。。!
考えれば考えるほどドツボにハマってぬけ出せないまま、夜が明ける。。。!
コラムやブログを執筆している方は一度は直面する問題ではないでしょうか?
そんな時は落ち着いて、単純にクライアントから「よく問い合わせのある、質問のある内容」考えてみましょう。
そう、「よく質問のある=需要がある内容」であり、集客できるブログのネタは「見込み客の悩みを解決する内容」が基本だからです。
例えば下記のようなテーマがよく企業ブログで取り扱うテーマです。
代表的なブログテーマ
- ❶商品レビュー・書評
- ❷自分の仕事・スキル
- ❸経験談・体験談
- ❹勉強したいこと・悩み
- ❺まとめ記事
小学生でもネットでの調べ学習があたりまえの世の中、あなたの将来の見込み顧客は日々様々な悩みや課題を検索エンジンで解決しています。
もしそんな時、自分の悩みを解決してくれるようなブログを見つけたら、実際に購入や問い合わせをしてもらえたり、すぐには購入しなくても「いつかはここで購入しよう」と比較見当の土台に上がることができます。
ここで重要なのは、見込み客はどんなことで悩んでいるのか?どんな情報が欲しいと思っているのか?という事と、
そしてそれを解決できる「解決策」をブログ中に検索キーワードを盛り込みながら書くことです。
問題提起だけして、解決策がないというブログは逆に悪い印象を持ってしまうこともあるので気をつけましょう!
それでは実際にコツをつかんだブログの書き方をみていきましょう!
検索に強いブログの書き方5ステップ
ブログというと、
「よし、めっちゃアクセス数かせぐブログ書くぞ!」と、いきなり書き出す方も少なくないかもしれません!(実際私もそうでした。。)
しかし、集客できる企業ブログは書き出すまでの準備(設計)が何より重要!設計を先に行っておくことで、ターゲットの悩みに寄り添った記事になります。
代表的な記事の作成の流れは次の5ステップです。
- 1.検索キーワードと検索意図を考える
- 2.自社の独自性を考える
- 3.ターゲットを決める
- 4.キーワードを含めたライティングする
- 5.求める内容になっているかチェック
それでは一つひとつ読み解いていきます!
1.検索キーワードと検索意図を考える
検索で見てもらえるようにするブログを書く場合は、最初にどんなキーワードで表示させるかを考えます。
今回の場合はブログの書き方の分からない方に書き方とネタを提供したい!というブログ。
そんな人がどんなキーワードで検索するだろう?と考え、なおかつ検索ボリュームの多いキーワードを探します。
(逆にニッチなキーワードを狙って検索した人には必ず表示させるという考えもあります)
キーワードを探すためには、Googleのキーワードプランナーなどのツールを利用するのがおすすめです。
キーワードプランナーで「ブログ 書き方」と入力すると下記のようなキーワード一覧が表示されます。
キーワードが決まったら、ユーザーが検索をした背景・意図は何かを考えます。
Google(検索エンジン)は、検索したユーザーのニーズ・意図に答えられているページが上位表示されるようになっているため、検索意図に答えられるブログ=上位に表示されやすくなります。
ユーザーの検索意図はだいたい下記の4つのうちのどれかです。
- A.何かを知りたい
- B.何かをやりたい(手順、やり方を知りたい)
- C.購入したい
- D.行きたい(場所や特定のサイトに行きたい)
この4つの中で、自分が選んだキーワードはどれにあてはまるか考え、その解決策を提供します。
「どれかわからないよー」という方は、まず検索させたいキーワードで検索してみましょう!
Googleはユーザーの検索意図を叶えられるコンテンツを上位表示させるようにアルゴリズムを定めているため、自分の選んだキーワードを入力して、上位に表示されたサイトの内容がユーザーが求めている内容と仮定することができます。
2.自社の独自性を考える
最近のSEO対策では特にコンテンツの独自性が高く評価されるようになっています。
そのため、自社だったらどこが競合他社とはちがうのか?を考えます。
具体的には、以下のような内容だと「独自性がある」と考えられます。
- ●体験をもとにした知識などを入れる
- ●実例、事例を入れる
- ●わかりやすい図や表を使う
自社の場合、どういうところで他社と差別化できるか、独自性が出せるのかを考えて組み込みましょう。
3.ターゲットを決める
1、2で理解を深めた「検索意図」を元に、この記事は誰に読んで欲しいのかということを明確にします。
マーケティング用語ではペルソナとも言いますが、特定の人間1人に向けて、その人を満足させるような記事を作ると、軸が定まり説得力が高まります。
例えば、この記事の場合、以下のような人物像を作り上げました。
35歳女性 中小企業の中間管理職。
テレアポや飛び込みでの営業に限界を感じ、検索からすでに興味関心の高い状態で流入したユーザーにシフト、確度の高い営業スタイルに切り替えたいと思っている。
まずは流行りのコンテンツマーケティングでブログを書いて集客しようと思い、何日か書いたがアクセスは伸びない。
どうやって書けば集客につながるんだろう?と疑問に思い、ネタやコツをネットで探している。
このように、どんなことに困っている、どんな人に向けて記事を書くのか?というのを明確にしておきくことで
この人ならこういう情報が欲しいはず、この知識があったら決め手になると的を得たライティングができます。
4.キーワードを含めたライティングする
次に、どんな内容を書くのかという構成を作っていきます。ブログには見出しがあるので、それを並べていきます。
キーワードを調べるターゲットが一番知りたいと思っている情報を一番最初に書いて、それを補足する内容をその後に続けるようしていくとまとまりのある文章になります。
見出しは、本文を見ずに見出しだけを見ても記事の内容が分かるように作っていくのがポイントです。
今回記事の場合、以下のような構成を作りました。
※h2=見出し h3=小見出し
<h2>ブログネタってどうやって探せばいいの?
<h3>代表的なブログテーマ
<h2>検索に強いブログの書き方5ステップ
<h3>検索キーワードと検索意図を考える
<h3>自社の独自性を考える
<h3>ターゲットを決める
<h3>キーワードを含めたライティングする
<h3>求める内容になっているかチェック
<h2>まとめ|コツコツ続けて集客できる企業ブログを
また、タイトルにはキーワードを含め、ブログ記事の内容が分かるようなタイトルにするのがコツです。
検索結果に表示されるのは28~32文字ですので、そこに収まる字数だとさらに◎
5.求める内容になっているかチェック
記事を作り終わったら、ユーザーが求めている内容になっているか、客観的に第三者にチェックをしてもらうのがおすすめです。
チェックの際は誤字脱字だけではなく、内容が検索意図に沿っているかを確認しましょう。
その際、下記のようなポイントを踏まえるとより記事が充実します。
チェックポイント
- ●そのキーワードを調べる人が知りたい内容になっているか?
- ●ターゲットに響くタイトル、内容、表現か?
- ●文章は分かりやすいですか?
- ●記事からコンバージョンにつなげられる内部リンクは設置できているか?(記事下に問い合わせなど)
自分一人だとなかなかズレや間違いに気づきづらいので、ぜひ他の人に見て確認してもらいましょう。
コツコツ続けて集客できる企業ブログへ
いかがでしょうか?
少しは書けるような気になってきましたでしょうか?
SEOは記事単体で評価するのではなく、サイト全体で評価されているため
残念ながら、企業ブログは書き出してすぐに成果が出るものではありません。
そのため、最初の方はライティングに時間がかかる上、成果が出ず、だるい、やらされている、嫌だ、意味ある?と感じてしまう人も少なくはありません。
ただ、書けば書くほど費用対効果は高まり、ライティングのコツも掴んでスピードも上がっていくはずです。
そして何より、自分の学んだことや体験談を言葉にすることで、知識や理解を深めることができます。
ぜひ、企業ブログで集客をしていきましょう!