コラム
column
2022.08.03
Type1フォントが使えなくなる!

DTP2023年問題と言われる、AdobeのPostScript Type1フォントのサポートが終了するのが2023年1月と半年をきっています。
昨年4月頃からアドビから公式にアナウンスされていましたが忘れてしまっていた方もいるのではないでしょうか?(私も忘れていました…)
https://helpx.adobe.com/jp/fonts/kb/postscript-type-1-fonts-end-of-support.html
サポート終了になるとどうなる?
サポートが終了するとどうなるかというと、アドビのアプリケーション(Illustrator、Indesign、Photoshop など)で
1.フォントメニューにType1フォントが表示されない。
2.以前にインストールしたType1フォントを使用できない。
3.ドキュメントで使用されているType1フォントは「環境にないフォント」と表示される。
となるようです。
使用できなくなるのも困りますが、過去のデータを開いた時に表示されなくなっているのが一番の悩みどころです。
フォントを置き換えて改めて調整し直さなければなりません。
Type1フォントの見分け方
例)Illustratorのフォントパネル
フォントメニューの右側のアイコンが「a」となっているものがType1フォントです。
「O」はOpenTypeフォント 「TT」=TrueTypeフォント

フォントファイルで見分けるには「拡張子がついていない」または「.bmap」がType1フォントになります。
これから作成していくデータはOpenTypeフォントで統一することを忘れないよう気をつけたいと思います。