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2022.12.21

インクルーシブなデザイン思考

インクルーシブなデザイン思考

こんにちは、S木です。今回は、前回の記事「シニア向けデザイン」について調べているときに発見したデザインのジャンルについてご紹介したいと思います。

インクルーシブデザイン

インクルーシブとは英語で「含める」という意味です。その対義語にあたる「除外」をされてきた、もしくは軽視されてきた対象をデザインに含めていくためのデザイン手法を「インクルーシブデザイン」といいます。

除外されてきた対象とは、「高齢者」「障がい者」「外国人」など多岐に渡ります。

デザインについて興味のある方は、「ユニバーサルデザイン」と何が違うのと思われるかもしれません。「年齢や障害の有無にかかわらない全ての人のためのデザイン」を意味する「ユニバーサルデザイン」。 誰もが対象となるデザインを目指すという目的は、「インクルーシブデザイン」も「ユニバーサルデザイン」も同じです。

違いは、「ユニバーサルデザイン」は、デザイナーが幅広いユーザを取り込める商品を考案する。「インクルーシブデザイン」は、ユーザー・消費者の意見を聞き、マジョリティが気がつかないような需要を掘り起こし、多くの人が使いやすいデザインをデザイナーが一緒に考えるというように、デザインを考える際のプロセスにあります。

「インクルーシブデザイン」の例

など

まとめ

「シニア向けデザイン」の記事を書いた際、デザインを考える上で、情報を送る側の状態を把握するということの重要性に改めて気付かされました。デザインには、見た目を良くするという目的だけでなく、伝えたい情報を整理し伝わるように発信するという目的もあり、それを達成するためにもプロの力は必要とされています。

情報を発信する側には、様々が方々がいます。目が見えない人は、どうやってWEBから情報を得ているのか。耳の聞こえない人にとっての、視覚情報とはどれだけ重要なのか。それに付随する情報の整理方法について、恥ずかしながら、私は今まで意識したことはありませんでした。

今回「インクルーシブデザイン」という概念を知ったことで、どんどんと変化していく社会に対応すべく、デザインを考案する側として、自分が気づかずに持っているバイアスや、意識することさえしていないユーザーの状態を認識するため、常にアップデートが必要だということを理解できました。SDGsでも「誰1人取り残さない」持続可能で多様性と包括性のある社会の実現を目指しています。

「ユニバーサルデザイン」や「インクルーシブデザイン」が目標とする「全ての人のためのデザイン」は、理想の社会の実現のための目的としても優れていますが、そのようなデザインの提供自体、潜在ニーズの開拓やユーザーの拡大に繋がり、クライアントやユーザーの利益へ直結します。

今後も注目し、勉強していくべきデザインジャンルだと思いました。

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