コラム
ついに来た!テキストからベクター生成【Adobe Illustrator】
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今回は、最近リリースされたAdobe Illustrator v28.0にて実装されたばかりの「ベクター生成AI」を試してみました!
画像生成AIは数あれど、Illustratorで編集できるベクター形式を生成できるものは恐らくこれだけ!?
まだBeta版なので可能性は未知数ですが実際に業務で使えるか試してみました!
まずはAdobe Illustrator v28.0にアップデート
ベクター生成が使えるのは現状、バージョン 28.0〜です。
Illustratorが重くなるのも問答無用でアップデートします。
ベクター生成してみる
適当なオブジェクトを選択すると「生成(Beta)」のポップアップが!
プロンプト(キーワード)を入れるウィンドウが出てきます。
「猫 宇宙服を着た」というワードで生成してみます。
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なかなか良いじゃないですか!
次に、プロンプトで走っている感じを出してみます。
さらに背景に星を足したり・・・
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こちらも悪くない結果です!
オブジェクトを触ると、ちゃんとベクターで再編集できるデータであることがわかります。
複数の候補が一度に出てくるのも良いですね!
しかし、宇宙服を着た猫というイラストはニッチ過ぎるので、もっと実務で使いそうなものを生成してみます。
「夜空に浮かぶ花火」を、引き気味で作りたいので「広角」というワードも入れて作ってみます。
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び、びみょう・・・
とにかく細部が荒くて、実際のデザインの背景に配置したりは難しそうです。
キャラクターものには強いが、風景のようなものは苦手なのかもしれません・・・
それならこれはどうだ!という事で・・・
プランニングAのオリジナルキャラクターを作ってみた
条件は「プランニングAカラーの赤、Aの形をしていて、目と口が付いている」です。
結果は・・・
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・・・なるほど、使えん!
しかもなぜか目が2つという指定を入れているのに、1つしかなかったり、5個もあるモンスターまで生成されています。
タッチも心無しか海外っぽく日本で受けるようなキャラクターではありません。
実際にクライアント様から「会社のオリジナルキャラクターを作って欲しい」というご依頼がありますが、これは出せないレベルです。
ベクター生成AIはまだまだ発展途上
今回試した結果、実務では全く使えないため、まだまだベータ版という感じではありますが、
ベクターイラストを生成できる機能は素晴らしい!
発展が著しいフォトショップやプレミアなども、今後のアドビソフトのアップデートが楽しみです。