株式会社プランニングA

コラム

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2024.06.03

高精細!イメージをそのまま出力する印刷

こんにちは!AIやWEBの話題が並ぶ中、相変わらず印刷物以外の話の引き出しのなさを痛感している制作Mです。

少し前に、書籍「デザインのひきだし」から気になる印刷加工について触れましたが、今回もその同シリーズの最新号から、気になった内容をピックアップしてご紹介します。実は数年前にも印刷の色に関する記事を書いていましたが、今回はより具体的に広告業に関わりそうなテーマでお届けします。

改めて基礎知識ですが、色の表現には「CMYK」「RGB」の2種類があります。

通常制作現場ではRGBのディスプレイで作業され、最終的に印刷段階でCMYKへと変換され出力されます。しかしながらRGBとCMYKでは色域が異なり、CMYKはRGBよりもその再現の範囲が狭いため、元の物の再現度という点ではCMYKはRGBに劣ってしまいます。

衣服や風景、ご飯の写真など、色にこだわることで当然見栄えがぐっと変わるものもあり、特に大判のポスターやカタログなど、大量に印刷するチラシに比べ見栄えが重視されるものでは、色の表現はコストを割くべきポイントだったりします。そこで、より制作段階のイメージを再現できるような印刷方法を導入する会社が増えているわけです。

独自のシステムとプロファイルにより、写真のイメージをより忠実に出力する印刷手法。彩度の高い写真などを忠実に再現する際にぴったりの印刷会社です。

参考リンク:https://www.kodama-print.co.jp/4colors/

「目で見て感じたあの色を出したい」「モニター画面上の色に近づけたい」そんな要望を、AdobeRGBの色再現領域をほぼカバーできる「Kaleido®」で実現。また、Kaleido®に比べさらに色表現範囲が最大120%拡大する「Kaleido Plus® 2.0」は、オレンジとグリーンのインキを加えることでより精細に色を表現できます。

参考リンク:https://www.toyobijutsu-prt.co.jp/service/art-kaleido

ご紹介した会社などは、冒頭でお話しした通り「デザインのひきだし」最新号により具体的に記載されています。付録として実際の印刷仕上がり見本も付属しているので、この機会に是非お手にとって「こんなに違うんだ!」を体感してみてはいかがでしょうか。

デザインのひきだし51 https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?cat=4&p=53777

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